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東京・浜田山の住宅 — モロッコのリヤドに着想を得た、キッチンが主役の住まい
Katsutoshi Naoi

場所
東京・浜田山(日本)
Material
Dekton
Aplication
ワークトップ、キッチンアイランド
終了日
2024
Architecture / Design
Katsutoshi Naoi
色
REM
厚さ
12 mm
写真
Hiroshi Ueda
高低差の大きい敷地に建つこの住宅は、その独自のスタイルでひときわ存在感を放っています。
施主からの要望は「モロッコのリヤドのような住まい」。しかし、伝統的な建築をそのまま模倣するのではなく、設計者・直井克俊氏は次のようなアプローチを選びました。
「家の中を歩くと、細い路地を抜けて複数の小さな庭へとつながっていくような体験になるよう空間を構成しました」
こうして、住宅のさまざまな視線の先に庭が現れる構成に。
左官や木材といった自然素材に、Dekton やタイルを組み合わせることで、過度に装飾的ではなく、あたたかみのある空間が生まれています。
この家においてキッチンはまさに中心的な存在。
「主張が強すぎても弱すぎてもいけない」というバランスが求められたため、
「周囲の素材と調和しながらも、しっかりと存在感を保てる素材が必要でした」
と直井氏は語ります。
その答えが Dekton Rem でした。
オープンで回遊性のあるキッチン
この家の分節された動線とつながりを持つよう、キッチンのレイアウトも構築されています。
キッチンアイランドは空間の軸として配置され、小さな庭へと開く側面の開口部とも連動し、自然光や植栽が日常の動きと常に関わるよう設計されています。
ワークトップとアイランドの両方に Rem を採用することで、素材の連続性が強調され、空間の読みやすさが生まれています。
柔らかくやや不規則なマーブル模様は、鉱物的な存在感を与えつつも、木製の下部キャビネットやガラス扉の吊り戸棚、そして小口タイルとの相性も抜群です。
直線的なフォルムを際立たせる“塊”としてのアイランド
施工の観点から、アイランドは余計な要素を排した直線的でソリッドなボリュームとして設計されています。
露出したエッジ、統合されたシンク、追加のプロファイルを用いないミニマルな形状が特徴です。
また、開放的で中央に位置するキッチンでは、熱・汚れ・清掃性といった高い性能が求められます。
Dekton はこれらの要件を満たしつつ、過度に主張しない仕上がりで、自然素材や光の変化、庭の存在が空間の印象を決めるこの家に最適でした。
Dekton はこれらの要件を満たしつつ、過度に主張しない仕上がりで、自然素材や光の変化、庭の存在が空間の印象を決めるこの家に最適でした。
「Dekton Rem は耐久性が高く、キッチンにも適した素材です。さらに、豊富な天然石調デザインから選べる点も魅力でした」
と直井氏。
空間の中心にあるキッチンが過度に目立ちすぎないよう、色選びも慎重に行われ、
全体の調和と連続性を保ちながらも、素材としての質感はしっかりと感じられる仕上がりになっています。
「何よりも、天然石のような質感と手触りが空間に温かみと本物らしさをもたらしながら、日常使いにおいても非常に扱いやすい点が大きな利点です」
と締めくくった。


























