Case Study
ジェームズ・カオルが再利用素材で創り出すアートインスタレーション
James Bury Design Office Inc.

場所
東京(日本)
加工業者
クリエストン
色
タガ、ケリヤ、クレタ|プラチノ、タージマハル、ナイロ、バンクーバー、ブラックビューティー、インディアンブラック
厚さ
8 mm, 12 mm, 20 mm
写真
Rei Kasai
Architecture / Design
James Kaoru Bury (James Bury Design Office Inc.)
Material
デクトン、センサ
Aplication
水盤、台座、花瓶、小物入れ、スツール、一輪挿し
終了日
2025
ジェームズ・カオル・ビューリーの作品は、静けさ、人間工学、そしてミニマルな美意識を特徴としています。これらの要素は、彼が手掛ける照明や家具、バスルーム製品だけでなく、スーツケースやベビーカー、キャンドル、時計、エアコンなど幅広いプロダクトにも反映されています。
その卓越したセンスと経験により、Samsung、Nikon、Philipsといった世界的ブランドとのコラボレーションを実現してきた彼が、今回新たにCosentinoとタッグを組みました。
「ミラノデザインウィークで長年Cosentinoの素材を見てきましたが、その魅力を最大限に引き出すインスタレーションを制作できたことは本当に光栄です」とカオル氏は語ります。
DESIGNART 2025で披露された「Piece of Rest」
このプロジェクトは、東京で開催されたDESIGNART 2025で発表されました。カオル氏はコセンティーノのパートナー加工業者であるクリエストンの工場にある端材を活用し、静謐で洗練された空間を創り出すという自身の哲学を体現する作品を制作。インスタレーションのタイトルは「Piece of Rest」です。
「今回は限られた端材の中からセレクトしています。その中でも「休息」というテーマに合い、寝室やリビングで長く眺めていたくなるような、豊かで親しみのある柄を重視しました。」とカオル氏は説明します。
アートと機能を兼ね備えた洗面台やオブジェ
目玉となるのは、Dekton Tagaの端材を使ったエレガントな洗面台「Satsuki」。Taj Mahalクォーツァイトを思わせる大理石調の模様と輝きが特徴です。
「DEKTON は、柄のリアリティと耐水性の高さが特に優れています。SENSA は天然石の高級感と、削ってもその表情が美しく残る点が大きな魅力でした。」とカオル氏。
さらに、Platino、Vancouver、Taj Mahalなどのブラジル産クォーツァイトや、インド産ブラック系花崗岩Sensa Black Beautyを使ったスツールも制作。「Sensaは天然石の美しさをそのまま保ち、カット後も高級感が損なわれません。彫刻的なオブジェにぴったりです」と語ります。
このほか、Sensaを使った花瓶やお盆、小物入れもラインナップ。
すべての作品にはコーナー切削や面取り切削が施され、素材の多様性と職人技が際立っています。「こうしたディテールが作品に立体感と上質感を与えます」とカオル氏。
今回のインスタレーションは、Cosentinoのサステナブルな理念を体現し、素材再利用の新たな可能性を示しています。





































