04/
デクトンとベンチレーテッドファサード
ファサードからはじまる1960年代に建設された建物の変身
このプロジェクト建築家はよくある構造上の問題に対処しなくてはなりませんでした。プロジェクトの目的は、エネルギー使用量と遮音性の問題を解決する必要があり、耐荷重性能に乏しい1960年代の建物を復元するというものでした。また、海岸沿いの過酷な環境に耐え、取り付け用の部材や内部構造を簡単に隠すことのできる素材を見つけることも重要でした。
そして、セラミック材を使ったベンチレーテッドファサードの採用がディベロッパーによって提案され、この提案に基づいて建築家と石材業者はデクトンという完璧な解決策に辿り着いたのです。
デクトンによって構造的な問題と機能的な問題は解決され、記録的短時間で最善かつ魅力的な結果を得ることができました。
デクトン。住宅建築のための新しい外装材
175m2におよぶ表面積に相当する38枚のデクトンSirius(シリウス)12mmがファサードパネルとして使用されました。これらのパネルはメンテナンスが簡単で、湿気に強いステンレスとアルミのフレームによって支持されています。
1