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DEKTON®ONIRIKAの魅力を繊細な美しさの和菓子で再現

和菓子デザイナー藤原夕貴さんを招いて「練り切り体験」のワークショップを開催!

2022年11月26日 ・27日の2日間、Cosentino City Tokyoが開催するクッキングクラスとして「和菓子の練り切り体験」を開催。和菓子デザイナー、藤原夕貴さんを講師にお招きして、建築家・インテリアデザイナーの皆様をゲストに、練り切りの和菓子づくりをご体験いただきました。モチーフとなったのは、2022年10月に日本で発表されたDEKTON®の新作コレクションONIRIKA(オニリカ)。天然大理石を超える美を描き出すマーブル模様で、夢の美しさが現実となるような幻想的な世界を表現したコレクションです。

「練り切り」とは上生菓子の一つで、茶席やお祝い、特別なお客さまのおもてなしに供されるお菓子。白のこし餡につくね芋やもち粉などを混ぜ、色をつけた練り切りを組み合わせて四季折々の趣をカタチにする和菓子は、芸術といってもいい美しさです。参加されたゲストの皆様の多くは、和菓子づくりは初めて。いつも眺めて味わっている上生菓子が自分の手でつくれる機会とあり、大勢の方がご参加くださいました。

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自由な発想が生まれ、意外性のある作品も!

教室になったのは、Cosentino City Tokyo地下1階のキッチンショールーム。部屋の中央にあるアイランド型の大きなワークトップには、熱や傷に対する耐性がある万能型の建材デクトン®が使用され、調理台としても活躍します。システムキッチンにはプロ仕様のオーブンや食洗機も装備され、ご覧いただくだけでなく、実際のキッチンとして使用可能で、動線なども確認できる空間です。

今回の教室では、藤原さんが用意した練り切りを組み合わせ、デクトン®オニリカの「Trance」(トランス)、「Somnia」(ソムニア)、「Awake」(アウェイク)の3色をモチーフにした和菓子づくりにチャレンジしました。皆様の前にはオニリカとクラフティゼンのプレートが用意され、デクトン®の使い心地を味わいながらレッスンがスタート。粘土を使って立体作品をつくるように、ベースの大きな練り切りに小さな色玉を混ぜて丸めていくと、模様が出来上がっていきます。なかなかいい感じに色が出ないと苦戦するゲストの皆様でしたが、藤原さんのアドバイスを受けて何度か繰り返すうちに、オニリカに似た模様が現れてきました。

 

流れるような模様が印象的な「トランス」は、青みがかった筋模様がグレー・クリーム色と交錯し、練り切りにも美しい色合いが再現されています。ブラックに繊細な模様が奥行きを与える「ソムニア」は、黒胡麻の味わい。神秘的な黒い練り切りは、ビジュアルも味も好評でした。「目覚め」を意味する「アウェイク」は、テラコッタとライトグレーの模様がリズミカルに躍動するカラー。意外性のあるチョコレート餡がおいしい、気分が明るく弾むような上生菓子となりました。

完成した和菓子は、食べるのがもったいないほどの美しさで、写真撮影の時間は、つくっているとき同様に熱心に取り組んでいらっしゃいました。

ゲストの皆様の作品も、初めてとは思えない完成度の高さ。とくに丸形ではない独創的な形の和菓子を創った外国人ゲストの作品には、多くの皆様が感心されていました。上手につくるよりも、よりのびやかに自分らしさを表現すること。日頃、建築やインテリアを通して、心地よい空間を創造しているゲストの皆様にとって、この楽しいひとときに得るものがあったと感じた瞬間でした。

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自然を敬う心が育む「和菓子」と「サステナブルな建材」

2022年に藤原さんが出版した「和菓子と言の葉―デザイナーが紡ぐ四季の物語」(光文社)という書籍は、「花便り」「夢見草」など四季を映す言葉とともに創作した和菓子の鮮やかな写真が並び、日本の風情を感じる作品集となっています。普段の暮らしの中で、季節がもつ自然の動きや生命のサイクルを感じとり、さまざまな形で表現してきた日本の文化。自然との共生を通じて、ゆたかなモノづくりを育んできた点は、コセンティーノの理念とも重なります。

 

コセンティーノは、グローバル企業としての責任を果たすために、サステナブルを最優先に、自社で生み出した自然エネルギー中心の循環型ビジネスの促進、再生素材の使用率アップ、ゼロ排水など、徹底してサステナブルを追求している企業です。製品の開発においては、自然界や世界の文化に敬意を表しつつ、デザイナーたちのクリエイティブな感性を大切に、ラグジュアリーな質感・模様やカラーによって、夢をカタチにする建材を生み出しています。

スペインのコセンティーノのエレガントな新作と日本の伝統との出会いは、建築家・インテリアデザイナーの皆様の五感に響く美しさの体験となったことでしょう。Cosentino City Tokyoでは、より心地よい空間づくりにつながるイベントやワークショップを、これからも開催していきます。

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藤原 夕貴

和菓子デザイナー、グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーとして広告・ブランディングを手がける一方、茶道を教える祖母の影響で幼い頃から身近にあった「和菓子」に着目し、デザイナーの視点から独自の感性で和菓子を創作。自然や日常をテーマにした和菓子をはじめ、企業とのコラボ作品など既存の枠にとらわれない和菓子のあり方を探求し、作品を発表している。

Instagram:wagashi_art